もう、30年以上も昔の話になります。
選挙の開票所設営のアルバイトをやったことがあります。
先輩に、地元の市役所にお勤めの人がいて、その人から、手伝ってくれないか、と誘われたのがきっかけでした。
仕事の内容は簡単そのもの。
かいつまんで言えば、開票所のテーブルをつくり、その上にシーツを貼っていく、というだけのものです。
拘束時間は朝の9時から夕方の5時過ぎまでと、一般的なバイトと変わらないのですが、バイト料が大変に高額でした。
標準的なバイト料の約1.5倍もあったのですから。
それだけに、選挙が近づいてくると、そのバイトの話が来ないものか、そわそわしていたものです。
ただ、仕事量が少なすぎて、待ち時間が多すぎたのが、逆に苦痛でした。
ほとんどが「待機」と呼ばれている待ち時間でした。
もちろん、喫茶店に行くわけにもいかず、その場でバイト仲間とおしゃべりをしながら時間をつぶさなければならないのです。
それだけに、仕事の指示が来ると、みなが先を争って飛んでいったものです。
いまのように、景気が悪くなると、おそらくそういったバイトもないことでしょう。
懐かしく思い出される学生時代のアルバイトでした。